(暫定)コロナにかかった時のレポート

もくじ

 

はじめに

この記事は

adventar.org

の24日目の記事となっております。

 

前日の記事はTerryくんの「LTと学修要覧と電通大と私」でした。

こんな時代でも電通大1年の鬼畜さはかわらないなあ...としみじみと読んでいました。2020年はほとんどいなかった久野ちゃんが取り上げられていてさすが名物教授だなと...  あと「優・秀より落単0」は私の単位の取り方の考え方とおなじで記事読みながらうんうん頷いてました(何個か落としたけど)。

 

自己紹介

 さて、はじめましての方ははじめまして、そうでない方はどこかでお会いしているでしょう、電通大B3のえいちけ(HK_fatman)と申します。

今回の記事では、昨日12/10にえらい高熱がでてぶっ倒れたことと、それを踏まえてこのコロナ禍の時代に病気にかかるおそろしさがあらためて身に染みたので、そのことについて語っていきます。

 

(忙しい人向けの)要旨

新型コロナというのは恐ろしいものです。何が恐ろしいかって、それ自体の多岐にわたる症状だけでなく、コロナ患者のために対応に追われた病院では、普段当たり前のように受けられていた医療が、受けづらくなるというのが恐ろしいです。
とすると、いままでなら病院に行けば治った病気やけがも、このコロナ禍というご時世では適切な治療を受けられず悪化したり、最悪の場合死亡してしまうこともあります。

新型コロナとの戦いも長丁場となり、すでに一年が経過しようとしています。辟易して気が緩んでいる方も多いと思いますが、どこかに遊びに行くときも手洗い・うがい・マスクの着用は忘れることなく、またけがや病気にもならないよう例年よりいっそう気を使って過ごしてください。

 

ここからレポート(という名の雑記)

さて、ここから高熱を出してぶっ倒れた時の体験レポートとなります。
みなさんの役に立ちそうなところはPCR検査を受けたところと、どうやって外に出ずに生活必需品を確保したか、ってところでしょうか。
私は調布市住みなので、その人はより参考にできるかと思います。

12/10(一日目)

 朝。寒気とともに目が覚める。体の震えがとまらない。熱を測ってみたところ、37.2℃であった。
前日まではピンピンしていたので、なんてことはないだろうと思い二度寝した。

正午、目が覚める。震えが止まらないので再び熱を測ってみたところ、37.5℃であった。これはまずいと思い、とりあえず調布市のコロナ相談サイトを確認し、連絡を取ったところ、調布駅前の東山病院を案内された(ただこれは、コロナ疑いを受け付ける病院を紹介されるだけなので、必ずここに相談しなきゃいけない、というわけではないらしい)。つぎに両親へ連絡し(帰省のために前日に連絡を取っていた)、念のため病院に向かいなさいと言われ、重い体をひきづって病院へ向かった。

東山病院にたどり着く。新型コロナ疑いのために検査に来ました、と受付の方に伝えたら、並一通りの問診票をかかされ(コロナに関する質問がほとんどだった)、待合室にて呼び出されるのを待った。コロナ疑いの人は隔離されるのかと思ったが、一般の人と同じ場所で待機させられた。やがてバイザーをつけた看護師に呼び出され、パルスオキシメーターで健康状態をはかられる。その時の症状は高熱のみであったため、インフルの可能性も捨てきれないということでPCR検査と同時にインフルの検査も行うこととなった。

問診のあと、東山病院をでてプレハブ小屋に移される。そこでしばらく待機し、インフルエンザの検査を行った。その後またプレハブ小屋に移されるのかなとおもいきや、再び病院内に戻される。それでいいのか。

医師の診察をうけ、薬を処方される。しかし、対処療法的な薬しかなく(当然)、あとでこれでひどい目を見る。その後、再びプレハブ小屋に移され、PCR検査を行った。

その後一般の患者と同じ場所で清算を行い、プレハブ小屋にて薬を受け取った。

気になったのは、看護師が重装備だったのに対し、医者の方はよれよれのマスク一枚で診察にあたっていたことであった(お疲れ様です...)。発熱者の院内での扱いといい、コロナ疑いでない人は、コロナ受け入れを行っている病院に行くべきではないだろう。

PCR検査について

 名前だけは聞いたことがあると思いますが、どのように行われるのかは実際に体験してみないとわかりませんでした。

私は二回検査を行いましたが、一回目は発熱初日だったため、インフルエンザの検査と同じで鼻の粘膜を採取して検査するものでした。二回目に行ったときは、通常のPCR検査と同じで、検体の容器に唾液を必要量までたらすというものでした。

PCR検査の結果は電話で伝えられ、だいたい1-2日ほどで結果がでるそうです。
この際、電話での診察料として200円ばかしかかることとなります(検査日に病院で清算)。ですので、結果を聞くために病院に行くことはありませんでした。

当然ですが、保険適用内で検査を受けるには医師の判断が必要です。ですので、受付の方に受けたい旨を伝え、医師の診察を待って検査を受けてください。

ちなみに保険適用内の検査になるのは月二回までだそうです。ご参考までに。

 

 診察を終えた後、ふらふらだったのでタクシーを用いて帰宅した。なるべくなら避けたかったが、やむを得ず使用した。熱は38℃台にまで上昇し、倦怠感が強くなっていたため、夜まで横になった。

夜になり、軽く食事をとった。病院で処方された薬を飲み、再び眠ろうとした...その時。解熱剤の作用により汗がとめどなく噴き出るようになった。ふいてもふいても止まらず、全身が汗でぐっしょり濡れた。おかげで熱は下がったが、気持ち悪さのためにかなり体力がもってかれた。ようやく汗が止まり、眠りにつくことができた。

 

12/11(二日目)

朝、倦怠感と共に目が覚める。体温を測ってみたところ、39.0℃を記録していた(!)
食欲もほとんどなく、果物だけをむさぼり、諸刃の剣だとは思いつつも解熱剤を飲んだ。

汗はすぐに吹き出し、熱は37℃台までさがることとなる。あまりにも気持ち悪いので、少しは軽くなった体を持ち上げ入浴する。風呂をでて服を着てしばらくすると、体をふいたはずなのに服が濡れていることに気づく。もう一度服を脱ぎ拭きなおすと、それは水ではなく汗であった。高熱の時の入浴は体力を使うものである。すでに入浴で体力を使い切っていた私は、目の前がホワイトアウトしつつも汗を拭き続けた。この病気の中で最も死にかねないと思った瞬間であった。

午後三時ぐらいに、一本の電話が入る。それはPCR検査の結果であった。陰性であったと伝えられ、症状的に偽陰性かもしれないから翌週に具合が悪ければまた来てくれと伝えられる。このときほっとしたと同時に、陽性ならば入院とかも容易にできただろうな...と残念に思う気持ちが存在していた。

午後八時。友人から差し入れでいただいたものを食べる。体調は少し良くなっていたため、明日からの食事がほとんどないことに気づけた。コロナ疑いの者がそうそう外に出るわけにもいかず、どうしたものかと悩んだところ、楽天西友ネットスーパーを用いることにした。今後の必需品調達はすべてこれでおこなうこととなる。

 

生活必需品の調達について

先ほどにも述べたように、楽天西友ネットスーパーを用いました。

sm.rakuten.co.jp

これには非常に助けられました。当日朝までならその日のうちに配達してくれますし、合計金額2000円から配達(送料330円)、5500円以上なら配達料無料で、セイユーの安い品物が届きます。回し者のような発言ですが、回し者ではありません。

コロナこわいから引きこもりたい>< って方にはぜひともお勧めしたいサービスです。また、こういった病気の場合、一人暮らしだと外におちおち出歩けませんから、大変重宝します(しました)。

 

12/12(三日目)※閲覧注意

朝。熱は解熱剤に頼らずとも自然と下がり、37℃台になる。よかった...と思ったのもつかの間。今度は腹痛にみまわれる。

一時間、ひどいときは30分に1回はトイレに行く羽目となり、でてくるものは下痢というよりはもはや水であった。この日は一日中ベッドとトイレの往復となる。

夜。尻が屁を感知する。肛門がそれを通した。
ところ…

 

ONZi  <ウンチモラシチャッタ…

 

絶叫がこだました。急いでトイレに駆け込み、天を呪う。一体俺が何をしてこんな苦しみを、と。返事がかえってくるはずもなく、ただただトイレでうなだれるしかなかった。

 

12/13(四日目)

熱が平熱へと下がり、下痢が続くが体は快方へと向かっていた。この三日間で汗だのなんだのと吹き出したので、替えの下着が底をつき始めたことに気づく。コロナ疑いがある中で洗濯をするわけにもいかず(洗濯所が共用)、再びPCR検査を行いその結果によって洗濯をおこなえるか選択することにした。

 

12/14(五日目)

病院に向かい、検査を希望する。医師からは「胃腸炎じゃないの?」と言われたが、心当たりはなかったし、胃腸炎であの症状にはならないと思い再度PCR検査を希望した。
このときは院内の別室で検査を行った(唾液検査)。

 

12/15(六日目)

検査してからちょうど24時間めに検査結果が届く。結果は陰性であった。このことを両親に伝えたら「コロナじゃなくてよかったな!」と喜んでいたが、内心複雑であった。結局、この症状の原因はわからないまま終わってしまったのだから…

 

おわりに

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
また、この場をお借りして、心配してくださった方への感謝を申し上げます。

皆様にとっては期待に値する十分な内容ではなかったかもしれませんが、ぜひ症状がでてコロナを疑った際の参考にしていただければと思います。

 

翌日のアドベントカレンダー電気通信大学童貞連合によるものとなっています。まだ存在していたのか…

 

ではまた。